やさしい生活を応援するナチュラル雑貨のお店 アンダンテ

絶滅危惧指定された希少な品種アサクサノリの初摘みのりです。

日本の海苔といえば、昭和30年頃までは「アサクサノリ」という品種でしたが、アサクサノリは環境の変化委に弱く育てるのが難しいため、いつしかその姿はほとんど見られなくなり、病気に強く育てやすい「スサビノリ」へと変わっていきました。しかし、アサクサノリ独特の濃厚な風味、甘みを懐かしむ三重県の漁師達が、地元でアサクサノリを復活させようと一念発起し、三重県内の河口付近に自生していたものを培養し、伊勢湾で養殖を始めました。

アサクサノリは、特に水温に敏感で思うように育たず、わずかな手入れの差でノリ網から芽が脱落してしまいます。また、生命力の強いスサビノリの混入を避けることも大変な苦労があり、さらに特有の柔らかさから板状に形成するのが難しい海苔です。何度も失敗を重ねながら、漁師達の粘り強い」努力により、生産量はわずかながら、ようやく復活させることができました。

木曾川、揖斐川、長良川の三本の一級河川が注ぎ込む、栄養分豊かな汽水域で、昔ながらの養殖方法で丁寧に育てられたアサクサノリの初摘みのりを遠赤外線でじっくり焼き上げた焼きのりです。酸処理はしていません。「正直なものづくり」「今後のものづくりにかける思い」を誓い、毎年伊勢神宮に奉納しています。

手間ひまかけて育てた希少なアサクサノリの独特な風味や甘み、上品な味わい、柔らかさ、口どけの良さを一人でも多くの方に知っていただければと思います。

■原材料：乾海苔（三重県）
■内容量：2切10枚（板のり5枚）
■開封前賞味期限：製造から常温で1年
■販売者：オーサワジャパン株式会社
■製造所：株式会社荒木海苔店